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県内でも湖西の地域では、難聴者、中途失聴く者に関わる一つの手段である要約筆記には、全く取り組まれておらず、5年前、湖西の「障害者生活支援センターほろん」がその研修講座を設けてくださいました。
基礎・応用の研修を経て要約筆記記者の認定を受けた者同士が、平成15年11月、要約筆記サークル「虹」を立ち上げました。
「虹」は、あなたと私を繋ぐ、架ける、などの思いを込めて名付けました。
どうあろうと、要約筆記を続けてゆく!と自分自身が心に決めた理由は、研修の講師の方が、生まれつき聞こえない障害をもっておられ、講義中に渡されたプリントに、お寺の鐘、消防車、電話など、音の出る物の絵があり、「この物の音を文字で書いてください。私は、生まれてこの方、音を知りません。」と言われました。その時、ペンを持つ手は止まり、涙があふれそうになりました。聞こえないことで、どれほどの不安、悲しみ、くやしさと体験をしてこられことだろうか、と考えるともっと勉強をして要約筆記のお手伝いをしていきたい!との思いに至りました。
はじめての現場は、障害を持つ方たちの年に一度の大イベント「KOSEI輝く芸術祭」でした。この時の私たちの要約筆記レベルは、今、想い出しても冷や汗ものですが、メンバーで協力し合い、お手伝いさせていただきました。
その後、町村合併による、今津町社協での最後の式典では、文化会館に集われた数百人の方たちの視線をピリピリと感じながらOHPに向かいました。その緊張感がメンバーの心の絆をより一層強く、確かなものにしたことは否めません。
http://www.mejp.com/~pasohime/index.htm
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