発足の経緯 昭和56年(1981年)10月に滋賀県で開催された第17回全国身体障害者スポーツ大会参加者への「湖国のおみやげ」として作られた“福祉の酉”づくりに協力するボランティアとして、大津市社会福祉協議会が登録ボランティアおよびボランティアスクール修了生に呼びかけ募集しました。 この呼びかけに応じたボランティアが昭和56年1月から「“福祉の酉”を作る会」として毎週水曜日に集まり、作業するとともに、『水曜日のつどい』として、古切手整理、拡大写本、手芸など各分野の経験者を講師に迎えて勉強し、さらに実習を重ねる中からそれぞれの適正に応じて5グループにわかれ、活動を開始しました。 その中の布絵本グループを昭和57年6月に『さえずり』と命名しました 。 『さえずり』命名の由来 女性がもつ本来の特技。かわいい小鳥のようにさえずり、あるときにはにぎやかにお喋りしながら、楽しく布絵本、布遊具を作っています。心のこもった作品は笑顔とコミュニケーション、そしてチームワークから生まれる。これが私たちグループの信条です。さえずりはまさに運針の伴奏なのです。
布絵本とは?! 布絵本は布だから味わえる感触のやさしさ、あたたかさが魅力です。絵本のもつ楽しさ玩具のもつおもしろさ、それに教具のもつ目的をかね備えた多目的教具です。 さまざまな障害のある子どもも、共に遊びの中で手指の機能訓練、日常生活訓練ができます。視覚、触覚に訴えることにより、興味をひきつけ、集中力と根気が育ちます。 また、登場人物や物を動かすことで、創造の世界が広がります。 布遊具のぬくもりは、お母さんの手作りのぬくもりです。あたたかくて、やさしくて、どこに行っても買うことのできないもの、それが布絵本です。
活動の内容 ○活動日時 毎月第2、第4火曜日 10:00〜15:00
これからも・・・ 子ども達のすこやかな発達と新たな出会いを求め、地域福祉の推進にお手伝いできるように前向きにボランティア活動を続けていきたいと思います。 作品を製作する時、ひとつひとつの絵に子どもがどんな反応を示してくれるか、どんな機能を織り込むか、工夫を重ね、一針一針に願いをこめています。 今、玩具が溢れるようにある中で、布のもつ優しさや温かさに触れることで、子どもが何かを感じ、成長してくれればと願っています。 代表者の清水笑子(しみずえみこ)さんから ボランティアグループ布絵本「さえずり」は、昭和57年に発足以来24年になり 布絵本、布遊具の製作、貸し出し、講習会及び講師の派遣、展示会等を目的に活動して参りました。さまざまな障害をもつ子ども、健常の子どもも共に、遊びの中で手指の機能訓練、日常生活訓練が出来るようにとの願いで、手作りにこだわり乍ら、布絵本、布遊具作りに励んでおります。 特に今年は「さえずり」の原点に戻り福祉施設、養護施設に、布絵本、布遊具を贈る目標をたて頑張っています。 毎年、保育園、幼稚園、養護施設、老人会等にも貸し出し、年に2〜3回、展示会を開き、夏休みには子ども達を対象に、1ヶ月間、展示会を開催しております。 また、大津市ボランティア協議会の事業に参加し、毎年「全国手作り布絵本展」にも出展しています。 子ども達のすこやかな発達と、新たな出会いを求め、地域福祉の推進にお手伝い出来るように、これからも前向きに、ボランティア活動を続けていきたいと願っています。 そして、私達「さえずり」の作品がおもちゃライブラリー、保育園、幼稚園でもっとも使って頂けたら、とてもうれしいことです。 |